気がつけば、よく空を見上げる人になっていました。
天気や時間帯に関係なく、
空を見上げます。
そこになにか描かれていたり、
答えがある訳ではないけれど、
見上げることで
見上げる前とは変わっているジブンを感じます。
いつもいつも。
村上春樹さんの「走ることについて語るときに僕の語ること」
は、わたしのバイブルですが、
そこにも空を見上げることについて書かれています。
”僕は空を見上げる。
そこには親切心の片鱗のようなものが見えるだろうか?
いや、見えない。
太平洋の上にぽっかりと浮かんだ、無頓着な夏雲が見えるだけだ。
それは僕に何も告げてくれない。
雲はいつも無口だ。
僕は空を見上げたりするべきではないのだろう。
視線を向けなくてはならないのはおそらく自らの内側なのだ。”
村上春樹さんの言葉は、体にしゅんしゅんと染みていく。
優しく細い糸のような流れで染みていきます。
日々、空を見上げると、
見えない風も、少し見えるようになるんじゃないかと思ってみたり。
いや、見えないままの方が風は風として良いのかもしれない。
道の真ん中で立ち止まって、
空を見上げてみてください。
立ち止まって上を見るということは
想像以上に気持ち良いことですよ。
初めてウィッグを買いました。
生まれてこの方一度も直毛になったことがないので、
直毛、真っ黒のウィッグにしました。
自然です。
でも、癖毛=わたし
なので、個性が死んでしまう感じもしますね。
でも、ウィッグ楽しい。
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