今年は、9月20日~26日の間が
動物愛護週間となっています。
わたしは、西宮で産まれ育ちました。
甲子園球場まで歩いて10分くらいの場所です。
小学校5年生くらいのころ、
家の裏の空き地で、
白い子猫を拾いました。
両親も動物が好きだったらしく、
飼うことを許してくれましたが、
祖母はどうやらかなり嫌がっていたようです。
とても美人な白猫で、
名前はシロ。
スレンダーで、シッポが長くて小柄でした。
当時、子供だったわたしなりに、
シロをとても可愛がった記憶があります。
けれど、この時期、
中学受験でバタバタしていたこともあり、
シロの体調がすぐれなくなっていっても、
何もしてあげられませんでした。
シロは、
避妊手術をしたことで、
体力が落ち、弱っていったと両親から説明を受けました。
ある冬、わたしが模試を受けに行く朝、
シロはわたしの膝に乗ってきました。
わたしはもう出なくてはいけなかったから、
シロをギュッとして、膝からおろし、
模試を受けに行きました。
その日から、シロは
こたつでぐったりするようになり、
ある日の明け方、父に抱かれて虹の橋のたもとへいきました。
あぁ、シロはわたしにさよならと、
言いたかったのかな。
もっと一緒に居たいと、
言いたかったのかな。
あの時、もっとギュッとして、
もっと一緒に居て、
もっと、もっと、もっと・・・。
と、あの時と変わらず、
今も思います。
今、
eveやtaroには、全力で向き合っていたいと思っています。
優先させたいとも思っています。
でも、きっといつかは
同じように思う時が来る。
もっと、もっと、もっと・・・・。
時代とか環境が変化していく中で、
動物にとって、ひとと暮らすことが、
幸せで豊かであることになってほしいと願っています。
もっと、もっと、もっと・・・は
辛いし悲しいけれど、
この思いがあるから、
大切にできる、
大切を続けていけると思うのです。
つなげていけると思うのです。
わたしは、練馬区の地域猫活動員ですが、
実際にはあまり活動できていません。
その他のボランティアも、
一時期参加させていただいていましたが、
今はできていません。
出来ることは、
その時その時で違ってくると思います。
今、わたしに出来ることは、
ペットシッターをすること。
eveとtaroを大切にすること。
だと思って、この週間も過ごしたいと思います。
一枚だけ、
シロの写真があります。
ずーっとずーっと大切にしています。
シロ、ずっとずっと。
当たり前だけど、ずっとずっとだからね~。
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