ラブ様はアビシニアンという猫種で、
今年で18歳!
ご長寿猫さんです。
雑学ですが、アビシニアンという猫種は、
猫の中でも最も古くから存在する猫種で、
あの、クレオパトラが愛した猫とも言われています。
お話しをラブ様に戻しますと、
飼い主様のおじい様が御年99歳ということで、
ラブ様にお留守番をしてもらい、
家族全員で会いに行くことを決意されたそうです。
ラブ様は毎日朝と夜に、
腎臓病のお薬と、吐き気止めのお薬を飲んでおられます。
その為、飼い主様は、
とても不安を抱いておられました。
かかりつけの動物病院に宿泊することも選択肢にあったのですが、
以前、宿泊された時に、
犬の鳴き声などでストレスが溜まってしまったようだったので、
今回はペットシッターを選択されたとのことでした。
ラブ様、事前打ち合わせの時はこたつの中に入っておられて、
お姿をしっかり見ることが出来ませんでした。
それでも、わたしはラブ様のお留守番中、
しっかり投薬することもお約束をして、
今回のシッティングを承りました。
初日の朝、
ラブ様はリビングをお散歩しておられましたが、
わたしが行くと驚いたお顔をされて、こたつの中に入っていかれました。
様子を見ていましたが、
投薬できる雰囲気ではなく、
数時間後に出直すことを飼い主様にご報告させていただきました。
数時間後お伺いすると、
まだこたつの中にいらっしゃいましたが、
前よりは落ち着いておられて、
威嚇はしておられますが、
投薬をすることが出来ました。
その時のお顔です。
とっても怖がっておられますね。
手元に数滴お薬がこぼれてしまっています。
それでも、シリンジにはまだお薬が少し残っていました。
残りを投薬しましたが、
パーンチが出てしまい、
お鼻にかかってしまいました。
ああ、怖かったよね、ラブ様。
嫌でしたよね、ラブ様。
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
投薬のことを何よりも心配しておられる飼い主様に、
こちらの写真を送りました。
それでも飼い主様は、
投薬が完了したことで、ホッとしてくださいました。
飼い主様のご不安、
ラブ様の恐怖が伝わってきました。
ラブ様は、
この日の夜もわたしからの投薬を怖がり、嫌がりながらも、
受け入れてくださいました。
本当に感謝しています。
投薬の後は、
いつも恐怖と嫌悪で固まった表情をしておられて、
飼い主様に送る写真としても、
撮ることができませんでした。
辛い時に、
パシャパシャ写真なんて、撮られたく無いですよね。
飼い主様にも。初回の投薬のご様子のみお写真でお送りして、
その後は、投薬後のお写真は送れないことをご理解いただきました。
ただ、わたしが行く前にお散歩しておられる様子などは、
お写真でお送りさせていただきました。
こんな感じで、緊張はしておられますが、
ササッとこたつに入って行かれることも無くなりました。
ラブ様、怖かったと思います。
本当にごめんなさい。
それでも投薬を受け入れてくださったこと、
素晴らしいと思います。
シリンジに少し残ったお薬をご飯に混ぜても、
しっかり完食してくださったことも、
嬉しかったです!!
白く濁っているのが、お薬の残りです。
いつもご飯は完食!!
お元気です!!
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